ITALIA REPORT  U

   

 

ベローナから約2時間

ヴェネツィアはアドリア海の根元に位置する水上都市国家です。西ローマ帝国が崩壊した際に本土へのフン族侵入から逃れてきた人々が150の運河、400以上の橋、117の島から成るここを使って応戦しました。ザンスクではお馴染みですね!

 

本島へは水上バス・水上タクシーなどの船を使って行きます。ラグーンの中で風に吹かれ、波に揺れながら遠方に見える街並みを眺めるのは極上です!大体30分〜1時間で着きますが船酔いには注意。

 

 

軍人さんだってバカンスに来ます

 

総督の公邸だったドィカーレ宮殿とベニスの斜塔!地盤沈下によりあちこちの建物が傾いてます。

 

街並みはこんな感じ!やはり至る所が水没しています。素敵!

 

 

 

そしていよいよ最大の目的ゴンドラに!

四十分まで80ユーロ、二十分毎に40ユーロの追加料金(1隻に6人まで乗れるので、相乗りすれば一人当たりは約13.4ユーロ)
夜間(19:00〜)になると更に料金は上がって四十分100ユーロ、その後二十分毎に50ユーロとなります。

少々値は張りますが夜の遊覧はそれはもう素晴らしいようですね…!私は残念ながら昼でしたので皆様是非!

ヴァリアーっぽいゴンドラをチョイスしていざGO

 




『この家どうやって入るんだ…?』っていうのがちらほらありますね。ゴンドラはゆっくりぶらぶら漕いでくれるのでじっくり鑑賞出来て良かったです!三月は暑くもなく寒くもなく天候もちょうどベストな時期だそうで

 

雰囲気の良いところで一枚撮って貰いました。移動する時に立ったらかなり揺れて怖かった

 

左:  船頭さん…もうどう見てもマフィアや…
右:  皆さん本当に気さくで日本人だって分かると「コンニチハー!」「アリガトヨー!」とか声を掛けてくれて嬉しかった!

あと『頑張れ日本』って書いた垂れ幕をつけたゴンドラがあって感動・゚・(ノД`;)・゚・  震災からもう一年も経ってるのにまだそうやってくれてる事が嬉しいですね!

 

洗濯物があんな高いところに!落ちちゃったらどうするんだろうか?

 



こういうところに住めたら毎日すごいまったり過ごせるんだろうなぁ… と日本での日々の喧騒を思い出しメランコリック

 

機嫌が良いのか途中から国家を歌っていました

温暖化の影響で普段は水位がここまで上昇するようです

 

嘆きの橋》 

別名:溜め息の橋
囚人達が向かいの石牢から刑場へと引かれていく途中に渡らされた橋だそうです

 

 

 

\そして上陸!/

右下はもう思わず『どこのファミリーですか?』って聞きそうになりましたね。レンガ建ての茶色い塔は鐘楼です。なんと98.6m!登りたかったな〜〜〜

 

 

 

お次はムラーノ島のガラス工房に行ってみました!

ヴァネツィアングラスというものは1000年もの歴史があります。元々は1291年に相次ぐ本島での火災を逃れたガラス職人が集められた島だったんですが、その高い技術の流出を恐れた政府により職人さん達は幽閉されてしまったそうです。

実際に造っているところを見学出来たりします!写真は一枚だけ特別に撮らせて貰えたんですが普段は撮影禁止だとか…!ありがとうございました…

 

 

私はやっぱりザンスクカラーのグラスを買いました!金箔は24金なのでそれはもう目玉が飛び出すお値段でした… 財布が一瞬で軽く…ちなみに極薄ガラスなのに1mの高さから落としても割れないくらい頑丈です!
勿体無くて未だにこれで何も飲めていません…

 

/ 皆も来てくれよな! \

 

 

 

そして目玉の《サン・マルコ大聖堂

400年がかりで建てられました。厳粛さを誇るギリシャ正教の聖堂なので撮影は禁止でしたがこの入口の天井画や金箔のモザイクだけでもビザンチン様式の素晴らしさが伺えます。
内陣に有る、【パラドーロ】といわれる黄金と七宝の巨大な祭壇画の屏風も、2ユーロの見物料をが要りますが、確実に見る価値有りです。
1300粒の真珠、400のガーネット、300のエメラルドとサファイア、90のアメジスト、ルビー、などなどの宝石が敷き詰められて思わず溜め息が出るくらい。ギルガメッシュが好きそうな感じ

 

 

 

ムーア人の時計塔》 

直径4.5m、金とブルーのエナメルで星と12宮が散りばめられています。ラピスラズリの文字盤の上部は、聖母子像の左右に、ローマ数字で時間が、アラビア数字で5分毎の時を告げています。 その上には、ヴェネツィアのシンボル、翼のあるライオンの像。
この写真には映っていませんがもっと最上部の屋上にはムーア人のオートマタ(自動人形)ブロンズ像が2体あって、正午になると大きな鐘を打ち鳴らします。

 

 

 

ここからは街並みです

本当にどこを取っても映画のセットのようで感動
グッチやプラダ、ヴィトンなどの高級ブランド店も並んでいますが、大体が日本で買うより40%〜程度安くなってますのでショッピングにオススメです。結構面倒臭いのでやりませんでしたが免税手続き(タックスフリー)をする事で更にお得に!

 

やはりヴェネツィアといえば謝肉祭カーニバルですね!1月末から3月の間に11日間に渡って行われます。残念ながら今回は時期が合いませんでしたが来年は是非とも参加したい…!
発祥は11世紀頃、当時は共和制といっても少数の貴族による独裁色が強かった為、国民の反発を和らげる為に仮面と仮装で身分を隠して思う存分無礼講を楽しむ機会を与えた事が始まりとされています。

 

 

このマスケラという仮面は顎の部分が開き飲食が可能な「バウター」や棒で持つもの、陶芸で出来たものや粘土素材と、様々なタイプがあります。値段は大体10〜50ユーロ。私は黒と赤でボスカラーにしましタイガーマスクにしか見えねぇ

かなり荷物になるので欲張って買い過ぎない方がいいです(経験談)

 

 


国全体がゆっくりと時間が流れているようで本当に心が癒されます

何かザンスクが居そうな雰囲気の路地裏

 

 

 

リアルト橋

アントニオ・ダ・ポンテ手掛ける大理石の見事な跳ね太鼓橋!商業の中心部の名残が残ってます。

 

 

フローリアン》 

映画『旅情』の舞台で有名となった、世界で一番古いカフェ。歴史も値段も一流です。何も知らずに入ると腰を抜かす。
たびたびオープンテラスでバンドが素晴らしい演奏をしてくれますがその分演奏料(5ユーロ)取られるので一応注意

 

 

鳩と戯れる綺麗なお姉さんは好きですか。「何してるんですか?」って聞いたら『映画の撮影よ!』って言われて一瞬信じかけましたがただ遊んでいるだけだったようです。これだけ綺麗だからてっきり女優さんか何かかとばかり…!

 

 

左下:  こっちのは変わったインターホンですね。イタリアンピンポンダッシュをするとどうなるのか…
右下:  みんなお昼寝中のようです。日本じゃ有り得ない光景だ…

 

 

そろそろ本土に帰ります。本当はヴェネツィアのホテルに泊まりたかったんですがフィレンツェに行く事に。水の都から花の都へと!

 

ヴェネツィアの市場で買った小物たち ボスちゃんのお目目色ばっか集めたんですがピアスは重すぎて耳朶千切れそうになる

 

 

 

おまけ

きっとなんたらファミリードン達の密会ですね

 

 

 

 

 

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